——大会前に起きた大切な出来事(多治見市 ダブルダッチスクールクローバー)
大会前になると、どんなチームでも一度は「うまくいかない日」が訪れます。
先日の練習でも、小さなミスや気持ちのすれ違いが重なり、チーム全体に少しピリッとした空気が流れました。
その瞬間、私は強く感じたことがあります。
■ “誰が悪いか” より大切なこと
子どもたちの成長にとって本当に大切なのは、ミスそのものではありません。
大事なのは、
- 空気が乱れた時に、どう立て直すか
- 誰かのせいにせず、チームで解決できるか
- 自分の気持ちを言葉で伝えられるか
この「心の力」です。
これはダブルダッチの技術以上に、子どもたちの人生に長く残る“財産”になります。
■ 子どもたちだけで向き合った「話し合いの時間」
その日の練習では、あえてすぐ練習に戻らず、みんなで輪になって話す時間をつくりました。
「何が嫌だった?」
「どうしてイライラしたのかな?」
「どうすれば良かったと思う?」
初めは不安そうな子もいましたが、ひとりひとりが逃げずに気持ちを出してくれました。
その姿はもう“子ども”ではなく、チームとしての大きな一歩でした。
話し合いが終わる頃には、空気がふわっと温かく戻っていきました。

■ 「チームの空気」は先生が作るものではない
指導者がご機嫌を取ることは簡単です。
ですが、それでは本当の成長にはつながりません。
これは “先生のチーム” ではなく、子どもたち自身のチームだからです。
だからこそ、
- 自分の機嫌を自分で整える
- 仲間の気持ちに耳を傾ける
- 嫌な空気を放置しない
- みんなで雰囲気を立て直す
これができるチームは、本番で本当に強くなります。
今回の子どもたちは、まさにその一歩を踏み出しました。
■ 大会に向けて、強く優しいチームへ
ミスより怖いのは、空気が乱れたまま誰も直そうとしないこと。
でもこの日、子どもたちは自分たちで空気を整える方法を身につけました。
これは技術よりも何倍も価値のある成長です。
大会まであと少し。
きっとこの経験が本番で大きな力になります。
クローバーでは、子どもたちの技術だけでなく、
「心の強さ」「仲間と向き合う力」も育てています。
これからも“挑戦を守る教室”として、子どもたちの成長を全力で支えていきます。
