クローバーの想い

🌍 多治見から世界へ——ダブルダッチスクール クローバーの挑戦と成長の物語

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「子どもたちの挑戦を守りたい。」
この言葉を胸に、多治見市で活動を続けてきたダブルダッチスクール クローバー
春日井市の体操教室の一角で始まったこの小さな教室は、いまや日本代表・アジア大会準優勝・世界大会出場という舞台へ子どもたちを送り出すまでに成長しました。

今回は、そんなクローバーの“挑戦の軌跡”を振り返ります。


🌱 スタートは「たった数人の仲間」から

代表の岩原 豪がクローバーを立ち上げたのは、
「地元の子どもたちに、夢中になれる場所をつくりたい」という想いからでした。

当初は一名の社会人の生徒さんからスタート。
しかし、「楽しい」だけでなく「本気で上を目指せる環境」を整えたことで、
口コミが広がり、現在では幼児から高校生まで約100名
が通う教室へと発展しました。


🏆 日本代表、アジア大会、そして世界大会へ

クローバーの子どもたちは、これまでに次のような快挙を成し遂げています。

  • 2017年:初の日本代表選手を輩出 アメリカサウスカロライナへ
  • 2022年:アジア大会 代表選手輩出
  • 2023年:再び代表入り。全国大会でも安定した上位成績を記録 世界大会へ
  • 2024年:ジュニアチームがアジア選手権 総合2位(準優勝)
  • 2025年:**世界大会出場(World Championships)**へ挑戦 世界チャンピオン輩出

チームには、小学1年生からクローバーで育った選手が世界の舞台に立つまで成長したことは、
地域全体の誇りとなりました。

「勝ちたい」よりも「仲間と最高の演技をしたい」
そんな純粋な気持ちが、結果として世界への切符をつかみました。


💪 “教える”と“育てる”を両立した指導方針

クローバーの指導は、技術だけでなく人間的成長を重視しています。
練習中は、技の精度だけでなく「仲間を応援する声」「切り替えの早さ」「あきらめない姿勢」も評価対象。

幼児期は「まねる・合わせる・数える」から始まり、
小学生では「計画→実践→ふり返り」を自分で行うように導きます。

さらに、中高生にはグロースメンバー制度(自分も練習しながらお手伝い)を設け、下の子のサポートを通じて「教える力」を養うなど、
年齢に合わせた成長ステップを設計しています。


👨‍👩‍👧 保護者と一緒に“チーム”をつくる

クローバーの強みは、家族と一緒に育てる環境があること。
保護者の方とのLINEでのやり取りは毎朝20件以上にのぼり、
日々のコミュニケーションを通じて信頼関係を築いています。

「教室に行くたびに、子どもの表情が明るくなっていく」
「練習を通して“人としての成長”を感じられる」
「チームで支え合う力が、学校生活にも生きている」

こうした声が、指導者の原動力になっています。


🎪 地域イベントでも活躍中

クローバーの活動は大会だけにとどまりません。
多治見市内のさまざまな地域イベントに出演し、
子どもたちは「人に見てもらう喜び」を体感しています。

  • タジフェス(高校生主催の音楽フェス)
  • 小泉わくわく祭り
  • ぎょうざ祭り モリコロパーク
  • 福祉の日フェスティバル

こうした経験を通して、「ダブルダッチは観る人を笑顔にできる」ということを体で覚えます。
それは、世界の舞台でパフォーマンスする上でも欠かせない感覚です。


🌎 世界大会を目指す理由

世界大会は、ただの目標ではなく“挑戦の象徴”です。
クローバーにとって大切なのは、「勝つこと」よりも「挑み続ける姿」を子どもたちが体現すること。

世界に立つ=自分の限界に挑むこと
そしてその挑戦を通じて、地域に勇気を返すこと

そのために、クローバーでは大会前だけでなく、普段のレッスンから世界基準の練習環境を整えています。


🔁 これからの展望

クローバーは今、次のステージへ進もうとしています。

  • **新しい拠点(岩倉校など)**の開校準備
  • 若手講師の育成・雇用モデルの確立
  • スポンサー・クラウドファンディングによる地域支援の仕組みづくり

そして、**「多治見から世界へ」**を合言葉に、
子どもたち一人ひとりの“夢の入口”であり続けたいと考えています。


✨ まとめ

クローバーの軌跡は、決して順風満帆ではありません。
でも、挑戦する気持ちを絶やさずに続けてきた結果が、いま世界へとつながっています。

「子どもたちの挑戦を守る」
それが、クローバーの原点であり、これからも変わらない約束です。

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